肩こりと深い関係にある筋肉

             「僧帽筋」・その周辺の筋肉

肩こりの原因で一番多いのが「筋肉の疲労によるもの」。 

ここでは、肩こりと深い関係にある「僧帽筋」と、肩周辺に

存在する筋肉についての解説。さらに、なぜ女性に肩こりが

多いのか?なで肩と猫背等にも軽くふれてゆきます

 

 

筋肉の疲労が肩こりを引き起こす

人間は骨格により姿勢を形作られますが、姿勢を保ちながら

各部の動きをコントロールしているのが筋肉です。

肩や首周辺には、「僧帽筋(そうぼうきん)」「三角筋」

「肩甲拳筋(けんこうきょきん)」「棘上筋(きょくじょう

きん)」「棘下筋(きょくかきん)」など、大小さまざまな

筋肉があり、これら筋肉は大きな負担ががかかりやすい仕組

みになっています。

その結果、筋肉に疲労がたまって肩こりが起こりやすくなる

のです。

 

 

肩こりに最も深くかかわる 「僧帽筋」。  

筋力が弱く、なで肩の女性は要注意。

僧帽筋(そうぼうきん)は、肩こりともっと最も深く関わる

筋肉といわれています。

僧帽筋がになう役割は、重い頭の角度を保つと共に、上体を

起こしている間、左右合わせて10Kgにもなる腕を支えるな

ど、日常生活でも酷使されるため、疲労がたまりやすいのです。

特に、なで肩で筋力の弱い女性にとっては、とても疲労がた

まりやすい筋肉といえます。

 

 

猫背ぎみだと筋肉疲労から肩こりが起こりやすい

猫背のように、頭の位置が前に出ると、とうぜん頭の重心が

前に移ります。

このとき、肩や首の筋肉は、正常な姿勢に比べ、その位置を

支えようとしてよけいに疲労してしまい、肩こりを引き起こ

してしまうのです。

このことは、猫背ぎみの人に肩こりが多いといわれる所以で

もあるわけです。

 

正しい姿勢の基本

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